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「チャレンジ」
中国木材は、木造住宅用構造材メーカーとして常に環境と社会貢献を考え、安定供給、
多品種即納を最大の使命と考えてきました。
世界的な木材需要の拡大、サプライチェーンの機能不全にて発生したウッドショックは、
木造住宅業界に資材不足、価格高騰をもたらし、国産材回帰の潮流が顕著となっています。

「チャレンジ1」国産材の更なる利用拡大
当社では宮崎県日向工場、佐賀県伊万里工場他、関係会社含め全国5拠点にて国産材製材を
展開しています。
現在では更なる供給拡大を目指し、秋田県能代市に大型木材工場の建設を開始しました。
森林の荒廃や環境問題へ取り組む仕組みとして、山林からの原木直接仕入れ、大型製材・
乾燥加工集成材工場、大量製品ストック機能、自社工場から排出される副産物を燃料とした
バイオマス発電と一貫した生産システムと合理的な物流システムを構築しました。
当社では原木集荷から大型生産設備とバイオマス発電を集約した事業形態を『宮崎モデル』として秋田県能代工場建設でも踏襲しております。
『宮崎モデル』の拡大にて適材適所で森林の価値を最大化し、地球環境にも貢献できるものと確信しております。

「チャレンジ2」森林資源の回復
現在、手入れされず荒廃した森林が多く存在します。この状況に対し、森林資源の活用、
価値創造の手段として、山林取得を早急に進めています。
また、山林伐採後、植林するために必要な苗木不足から、『種苗事業』への取り組みも開始しています。
当社は木材を活用した事業展開ですが、将来への投資として森林資源の回復、持続可能な
森林経営にも継続して資源を投下して参ります。

「チャレンジ3」新商品開発・輸出
住宅着工が減少基調の中、木材の用途拡大は喫緊の課題です。当社では木造住宅用構造材以外にも『内装材の開発』『中大規模木造建築部材の開発』等、様々な利用価値拡大を探求しています。
世界の木材需給は気候変動により虫害や森林火災等、供給不安定な状況が多発しています。国産木材製品を輸出することにより、世界の木材需給バランスの一役を担えたらと考えています。

「チャレンジ4」環境への更なる貢献
世界的には近年気候変動が顕著となり、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、ガバナンス)、脱炭素への機運が過去にないほど高まっております。
当社としては、既に山林事業をはじめ、『宮崎モデル』の展開と循環型社会形成に貢献してきました。
今後はJ-クレジット制度や地球温暖化防止に資する炭素の固定化等様々な局面で『他社・異業種交流』することで貢献拡大ができると考えています。

『誠実』『努力』『実行』を胸に『変化に対応』し、お客様に必要とされる中国木材を目指します。今後もご支援のほど宜しくお願い致します。
代表取締役社長
堀川 保彦