蟻1試験結果

初期ではオス梁と柱の接触部によるめり込みが主であった。その後、割裂が腰掛下から生じた場合は腰掛より上の部分が残っているため、粘りのある挙動を示すが、蟻首下から生じた場合は衝撃で腰掛が外れてしまうため、粘りが見られなかった
*同型4体の試験体にて実験を行った
試験体図 グラフ 試験後写真1
試験体写真 試験後写真2
試験体 実験後
結果グラフ

片側仕口の性能値(kN)
  片側仕口の性能値(kN) Py30 2/3P30
異樹種集成材
蟻1−1
仕口右
仕口左
29.8
31.7
44.2
45.7
異樹種集成材
蟻1−2
仕口右
仕口左
32.6
35.2
48.8
51.0
異樹種集成材
蟻1−3
仕口右
仕口左
32.8
35.4
46.1
46.7
異樹種集成材
蟻1−4
仕口右
仕口左
37.0
35.5
38.1
40.3
短期接合耐力  28.8

Py30:変位30mm時までのデータから求められた降伏耐力
2/3P30:変位30mm時までの最大荷重×2/3

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