鹿島工場着工

 茨城県の鹿島臨海工業地帯に取得した用地に2006年5月、鹿島工場
の第1期建設が始まりました。第1期工事は、岸壁・浚渫工事と製材
工場、乾燥加工工場の建設及びバイオマス発電所の建設で総工費は約
200億円。第2期工事以降に国産杉の製材工場と異樹種集成材工場
も設計する予定です。
 この鹿島工場は、物流合理化や生産合理化とともに製品精度の向上
を図るのみではなく、工場を分散化させることにより、天災や火災な
どからのリスク回避にもなります。
 主な着工・竣工予定は以下の通りです。
鹿島工場予定地
鹿島工場第1期工事計画
    
着工予定
竣工予定
岸壁工事
2006年6月末
2007年3月末
浚渫工事
2006年9月中旬
2007年3月末
 
2007年4月中旬にアメリカからのベイ
マツ原木第一船が入港予定
製材工場
2006年8月
2007年5月末
2007年5月から1ヶ月間試運転後、6月
より本格操業開始。2008年1月から2
シフト操業の予定。
最大製材量(原木消費量)は150,000立
方メートル/月。
乾燥加工工場
2006年8月
2007年4月末
乾燥釜は2006年10月より設置開始。
その後毎月4基ずつ設置予定。
最大生産量はドライ・ビーム(乾燥平
角)42,000立方メートル/月、乾燥割
物(タルキや根太などの羽柄材)5,000
立方メートル/月。
神之池バイオマス発電所
2006年12月頃
2008年3〜4月頃
事業主体:神之池バイオエネルギー
株式会社(資本金:1億円、代表者:
堀川保彦)
三菱商事(株)と中国木材(株)との折
半出資合弁会社。
2008年7月初旬本格稼動開始予定。