先輩社員の声

後藤 暁人

2020年入社 本社動力後藤 暁人KYOTO GOTO

東京農業大学卒業

中学生のころ観た映画「もののけ姫」から森林に興味を持ちました。通学路にごみが捨てられているのを見て悲しい気持ちになったことがきっかけで、環境問題にも関心を持つようになりました。
大学では森林政策学を専攻していたので、就活には林業への関心が高まっている状態で臨みました。その中で中国木材には社有林があると知り、山で仕事ができるのではないかと思ったことが入社のきっかけになりました。全国各地に拠点があることも魅力に感じていて、3年くらいの期間で異動して全国をまわるのが理想です。

いつか発電所を立ち上げたい

中国木材では原木の皮や工場で発生するオガなどを燃料として使用する木質バイオマス発電により、工場への給電と地域の電力会社への売電を行っています。私はその発電ボイラーの運転・管理をする現場責任者です。工場の副産物を燃料として使用するので、サイズや水分量などの性質がさまざまで扱いが難しいのですが、自分の目で火の色や勢いを見て、計器で圧力や酸素濃度を確認し、燃料や空気量のバランスを考えて調整しています。就活時は山で仕事がしたいと思っていましたが、思いもよらない部署に配属され、結果として未知の世界にたくさん触れることができ、とても充実しています。
そしていつか新工場が建設される時には、新しい発電所の立ち上げに携わってみたいと思っています。

難しい条件下で最大パフォーマンスを出す面白さ

発電という業務の特性上、常に最大発電量を求められますが、難しい条件で効率のよい運転のために工夫することが面白いです。また、トラブル時に発電量を下げずに解決できた時も達成感があります。トラブルを早めに発見するために、小さな違和感であっても報告しやすい職場環境づくりを意識しています。
中国木材では仕入れた原木のすべてを利用していて、捨てるものは発電の燃料として利用した後の灰だけなので、日々地球にやさしい仕事をしていると感じます。当社の事業や規模の大きさから、日本の森林問題にもアプローチできる可能性を感じているので将来が楽しみです。

就活中の方へメッセージ

就職して働き始めると、どんな会社でも学生時代に想像していたのと違うと感じることはあると思います。私自身そのように感じることもありましたが、実際に仕事をする中で面白いことを見つけることができました。最初から決めつけるのではなく、回ってきたチャンスをいかしてほしいです。
中国木材は、原木の調達や山林の買付から生産、営業・販売まで自社で完結している珍しい会社です。木に関わるさまざまな部署があり、たくさんチャレンジできる環境だと思います。