グリーン材(ベイマツ)

  • 構造用生材

北米から直輸入しているベイマツの丸太を、本社・呉工場と、茨城・鹿島工場の2拠点で角材に製材しています。正角・平角のみならず、桟木や杭などの小割製品まで生産し、原木を余すことなく使用しています。

乾燥材と比較してコストが安いため、強度の影響が及ばない小屋組み周辺や、牛舎、豚舎などの畜舎に使用されています。

鹿島工場 原木ヤード
丸太を角材へカット

大割製品

一辺の長さが一定で、断面が正方形の角材を指します。柱材として使用されることが多い。

小割製品

柱や梁などの大きな構造材を大割製品と呼び、大割製品を製材した後の側板から製材した板材や細い角材などを小割製品と呼びます。


ベイマツについて

北アメリカ大陸西部の広大な山林において、計画的に植林されている北アメリカ最大の蓄積量を持つ針葉樹です。日本では古くから輸入されており、現在では最も輸入されている北米材となっています。心材と辺材の色の差は明らかで、心材は成長の仕方により黄褐色・赤褐色のものがあります。
材質は、強度・耐久性・保存性に優れているため、木造建築に多く使われており、構造材として実績のある針葉樹です。