
グリーン材(ベイマツ)
- 構造用生材
北米から直輸入しているベイマツの丸太を、本社・呉工場と、茨城・鹿島工場の2拠点で角材に製材しています。正角・平角のみならず、桟木や杭などの小割製品まで生産し、原木を余すことなく使用しています。
【用 途】 住宅構造材(桁・梁)・羽柄材(根太・タルキなど) など
【ポイント】 ベイマツ無垢材
乾燥材と比較してコストが安いため、強度の影響が及ばない小屋組み周辺や、牛舎、豚舎などの畜舎に使用されています。


大割製品

正角:
一辺の長さが一定で、断面が正方形の角材を指します。柱材として使用されることが多い。

平角:
幅と厚みが異なる長方形の断面を持つ角材です。一般的には梁や桁などの横架材として使われます。
小割製品
柱や梁などの大きな構造材を大割製品と呼び、大割製品を製材した後の側板から製材した板材や細い角材などを小割製品と呼びます。

根太:
床板を支えるために、大引(おおびき)の上に一定間隔で配置される木材。床の強度を高める役割がある。

タルキ:
屋根の構造を支えるために、棟木(むなぎ)や母屋(もや)に取り付けられる木材。屋根の形状を決める重要な部材。

桟木:
建築や屋根工事で使われる細い木材。
瓦桟木、型枠桟木、壁や天井の建築下地など。

杭:
地面に打ち込んで構造物を支えるための木材。
地盤の補強や仮設工事などに使用される。
ベイマツについて
北アメリカ大陸西部の広大な山林において、計画的に植林されている北アメリカ最大の蓄積量を持つ針葉樹です。日本では古くから輸入されており、現在では最も輸入されている北米材となっています。心材と辺材の色の差は明らかで、心材は成長の仕方により黄褐色・赤褐色のものがあります。
材質は、強度・耐久性・保存性に優れているため、木造建築に多く使われており、構造材として実績のある針葉樹です。