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  ※第55回 日本木材学会大会(京都)にて発表

集成材の理想形ハイブリッド・ビームは、他の構造材と比較してもその高い性能が実証されています。
ここでのハイブリット・ビームの試験材は E105を使用していますが、
現在のハイブリッド・ビームの平角製品は更に強度を高め、全サイズ E120にて生産しています。



ハイブリッド・ビームにおいて、仕口部でスギが接触することに疑問を感じるとのご質問を多く頂いております。
そこで、ハイブリッド・ビーム(E105)とレッドウッド集成材(E120)を用いた在来蟻仕口の破壊試験により、その性能を比較・確認しました。

試験体 在来蟻仕口の短期接合耐力(kN)
ハイブリッド・ビーム
E105(※1)
レッドウッド集成材
E120
蟻1 28.8 25.4
蟻2 24.3 23.2
蟻3 22.1 21.5
蟻4 22.5 29.2
蟻5 24.1 20.6

  
各試験体とも 4体ずつ試験した結果、
蟻1・2・3・5においてHB>RW、蟻4においてのみHB<RWという結果が得られた。
これらの結果を概観し、実用的には「HB≒RW」という関係だと考えて問題ないと思われる。

詳しい試験結果はこちら